グルコバイの画像

グルコバイは糖質吸収抑制機能を持つ糖尿病患者向けの薬です。小腸の粘膜にあるグルコアミラーゼという酵素の働きを抑えることで、唾液などに含まれるアミラーゼを阻害するという仕組みになっています。そんなグルコバイの用法などを紹介したいと思います。

糖尿病の食事療法の変更点・グルコバイと血糖値

糖尿病の食事療法のための食品交換表では、炭水化物の摂取量などで変更点が出ています。
食事に占める炭水化物の割合は、今までは60%でしたが、これを55%や50%に抑えた配分例も記載されるようになりました。
また、55%~60%の炭水化物の範囲内の摂取の範囲ごとに、それぞれの症例に応じた対応ができるように変更点が記載されています。炭水化物の摂取が減ると腎症や動脈硬化症ではタンパク質や脂質の摂りすぎに繋がってしまう可能性があるので、その場合には変更点をしっかり説明して患者に指示するようにされています。
糖尿病の食事療法は、糖質を抑えれば良いはずなのに栄養素全体の60%を糖質で賄うという、矛盾点が指摘されていました。これはつまり、虫歯ができた人に甘いものを勧めているようなものです。
血糖値を下げるには糖質制限をすべきなのに、食事療法は糖質過剰な栄養バランスにされていたということです。医師によって糖尿病の食事療法に対する考え方には違いがありますが、これは糖尿病治療がドル箱になるからとも言われています。
糖質制限だけで症状が治ってしまえば、糖尿病治療の医師や薬が不要になってしまい、医療業界が困るからという裏の事情も指摘されています。
血糖値の急上昇による糖毒性を抑える薬には、グルコバイが使われています。グルコバイは二糖類を単糖類に分解するαグルコシターゼという酵素の働きを阻害して、小腸から血管に糖が取り込まれる時の速度を遅くしてくれます。低GI値ダイエットと同じ考え方で、グルコバイのおかげで血糖値がゆっくり上がるので糖毒性が低くなります。これにより腎臓や目などへの糖尿病による合併症を防ぐことが期待出来ます。